毎日仕事・・・ツライことも大変なこともあるけど、私のお給料って仕事内容とつりあっているのかな?
看護師さんの平均年収っていくらなんだろう?
そう思うことはありませんか?
厚生労働省の調べによると、看護師さんの平均年収は491万8300円(平均年齢41.2歳)となっています。
ただし、これはあくまで「額面」の金額。
「手取り」は一般的に額面の75~80%といわれているので、看護師さんの平均「手取り」年収は360万~390万と考えられます。
ちなみに・・・、「手取り」と「総支給額」の違いってご存知ですか?
看護師年収!手取りと総支給額の違いについて
「手取り」とは、給料日に皆さんの銀行口座に振り込まれる実際の金額のことです。
「総支給額」は、基本給+各種手当て(通勤手当、時間外手当、残業代etc)の合計のことです。
この「総支給額」から、所得税や社会保険料などが引かれた金額が「手取り」となるわけです。
ちなみに、いわゆる求人情報に書いてある給与の金額は手取りではないってご存知でしたか?
金額に惹かれてここで働きたい!と転職したのに、実際の手取りは転職前のほうが高かった・・・なんて悲しいですよね。
求人に記載の総支給額から手取りの目安を知るには、
総支給額×0.75(または総支給額×0.80)
の計算で出すことができます。
これは、先ほども触れたとおり一般的に手取りは総支給額の75~80%になっていることが多いためです。
「少なくとも手取りはこれくらい」、「多ければこれくらい」とわかれば、やりくりもイメージしやすいですよね。
看護師1年目~10年目の平均年収を比較
それでは、看護師の給料は年次を重ねるごとにどの程度上がっていくのでしょうか。
日本看護協会の調査によると、新卒(1年目)の看護師の基本給は「約20万円」。
10年目の看護師の基本給は「約24.5万円」(非管理職の場合)となっています。
また、令和2年の賃金構造基本統計調査(厚労省)によると、看護師の年代別の平均月収・平均年収は以下のとおりです。
20代前半:平均月収28.5万円 平均年収391.9万円
20代後半:平均月収31.3万円 平均年収450.4万円
30代前半:平均月収31.9万円 平均年収460.6万円
※女性看護師のみの集計
20代前半から30代前半になる約10年で、月収は3.4万、年収はなんと68.7万上がると考えられます。
10年後の給料イメージが持てると、やる気につながりますよね。
なお、基本給は、年齢や経験年数のほか、役職の有無、施設規模、勤務地(立地)などによっても異なってきます。
勤務地による違いとしては、首都圏や大阪、愛知などの都市部は平均より高い傾向があり、九州、四国地方は低めの傾向となっているようです。
厚労省のデータ(令和2年賃金構造基本統計調査)によると、全国都道府県の中で最も年収が高かった立地は「青森」で540万5000円でした。
次いで「岐阜」(530万4000円)、「神奈川」(521万8400円)の順となっています。
逆に、平均年収が最も低かった立地は「大分」(405万円)で、次いで「熊本」(424万4200円)、「高知」(440万6700円)でした。
これらは調査年によって順位変動ありとのことですので、気になる方はこまめにチェックしてみてくださいね。
まとめ
看護師さんの年収についてご紹介しました。
お金のためだけに働いているわけではないけれど、給与支給日にはやっぱり「頑張ってよかったな」と思うものですよね。
今回、求人に記載の給与額から手取りの金額を推測する方法についても触れましたが、こういった情報を参考に、労力に見合う給与をもらえる職場で、ぜひ生き生きとお仕事していただければと思います!
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