メイク・よし!髪型・よし!マスク・よし!
「おはようございます!」
医療の現場にマスクは欠かせませんね。
でもマスクを外すと、付いたメイクにびっくり。
それを見てしまうと、忙しく働いているときも、頭の片隅でついついこんなこと思いませんか?
「私、メイク崩れてないかしら・・・。」
大丈夫!マスクでメイクが崩れないポイントがあるんです。
マスクをするとメイクが崩れてしまう原因
そもそもマスクでメイクが崩れてしまうのはナゼなのでしょう。
原因は3つあります。
1つは単純に「マスクと肌が擦れるから」。
医療の現場に欠かせない不織布タイプのマスクですが、繊維によって、ガーゼタイプやウレタンタイプに比べて摩擦を引き起こすことが多いようです。
マスクと肌が接している部分、特に鼻から頬、そして顎。
いわゆる「マスクの外辺部分」は、マスク着脱時やおしゃべりなど口を動かしたときに少しずつ肌の上からズレます。
そのズレが摩擦となり、肌に乗っているベースメイクを崩してしまうのです。
2つ目は「マスク内の蒸れ」。
マスクの中は呼吸によって、湿度と温度が上がっています。
マスクをしている時、セットした前髪やカールまつげが下がってくることはありませんか?
これはマスク内の蒸れた空気が、マスクの隙間から顔づたいに上昇して湿気となり、前髪やまつげのカールを崩しているのです。
鼻から上のメイクも、マスク内の湿気が隙間からもれ、崩れることがあります。
加えて、マスクをつけると暑いですよね。
暑いと発汗が促されます。
その汗でメイクが流れますし、汗が蒸発するときの湿気もまた、崩れの原因となります。
マスク内の蒸れは、マスクの外側のメイクも崩してしまうのです。
3つ目は「マスクによる肌の乾燥」。
蒸れと乾燥は無縁のイメージですが、実は逆なのです。
肌の上の水分(蒸れや汗)は、マスクを外したときに一気に蒸発し、肌の内側の水分も一緒に奪ってしまいます。
乾燥すると、メイクのノリも悪くなりますね。
また、乾燥すると、肌がその奪われた水分を補おうとして皮脂を過剰に分泌します。
その結果、メイクの崩れにつながるのです。
マスクをしていてもメイク崩れしにくくなるポイントは?
ではマスクをしていてもメイクを崩さないポイントってあるのでしょうか。
もちろん「あります」。
基本は何でも「薄く」つけること。
そして、化粧下地を必ずつけることです。
皮脂崩れを防止する下地や乾燥崩れを防ぐ下地などいろいろなタイプがありますので、肌質に合った下地を選びましょう。
顔全体に「皮脂崩れ防止下地」、目の周りだけ「乾燥崩れ防止下地」のように使い分けてもいいですね。
塗るときはスポンジを使い、肌に密着させます。
塗り終わったら軽くティッシュで押さえましょう。
次にファンデーションですが、気にならない人は省略しても良いかもしれません。
つける場合は、厚塗りにならないよう極力薄くつけます。
カバー力にもよりますが、リキッドは米粒2粒分くらい、パウダーは薄膜で覆うつもりで軽く肌に乗せます。
コンシーラーをつける場合も薄く!です。
ミルフィーユの層を重ねるつもりで薄ーく乗せましょう。
つけたあとはスポンジか指で押さえて密着させましょう。
マスカラはウォータープルーフを選びましょう。
しっかり塗りすぎると、マスカラ液自体の重みと湿気でまつ毛のカールが下がってきてしまうこともあるようです。
根元にしっかり塗ったら、毛先にかけては軽く仕上げましょう。
ビューラーによるカールはどうしても下がってくるので、まつ毛パーマをかけてしまうのもおすすめです。
アイブロウは「アイブロウコート」を使うと、汗や皮脂でも崩れません。
描いた眉に上から透明の液体を塗るタイプが多いです。
上から液体を塗るといっても、その下のアイブロウが消えたりにじんだりといったことはありませんのでご安心ください。
アイライナーの色はブラウンがおすすめです。
崩れてにじんだときにブラックよりも目立ちません。
ブラウンといっても色々な色味がありますので、自分に似合う一本を見つけてみてはいかがでしょうか。
肌荒れや乾燥も防いでマスク対策はバッチリ!
さて、マスクをしていても崩れにくいメイクのポイントをご紹介してきました。
今回同時にご紹介したいのは「肌荒れや乾燥も防ぐこと」です。
メイクの工夫だけでなく、生活の中で根本から乾燥をケアすることにより、メイク崩れをさらに防止できます。
また乾燥を防ぐと、摩擦による肌荒れにも強い肌になります。
基本ですが、毎日しっかり睡眠をとり、肌のターンオーバーを促しましょう。
肌はタンパク質で作られます。食事は肉・魚を基本に、ビタミンCやβ-カロテン、食物繊維が豊富に含まれる野菜を摂り、内側からケアしましょう。
スキンケアは化粧水をたっぷり使い、必ず乳液やジェル、クリームでフタをします。
また、紫外線は肌のバリア機能を低下させてしまいます。
マスクだからと油断せず、UVケアを行いましょう。
肌そのものが調子良ければ、薄いベースメイクにも抵抗がありませんよね。
ぜひ、日々の生活にケアを取り入れてみてください!