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予防接種の事例共有!

勉強

今回の記事を担当しました!
看護師のh.tsukiです!

これから多くなるインフルエンザワクチン、クリニックを始め病棟や施設でも希望されて接種する機会があると思います。

しかし他のワクチンと接種間隔が短い時、接種可能か迷った事がありました。

そこで今回は、実体験をもとにインフルエンザワクチン以外によく見るワクチンについてお話していきます!

ケースその①

47歳男性が風疹ワクチンを接種した。
接種後にインフルエンザワクチンはいつから打って良いか聞かれた。

この場合は?

→風疹ワクチンは生ワクチンになります。
生ワクチン同士の接種は27日以上の間隔を空けなければいけませんが、インフルエンザワクチンは不活化ワクチンのため接種間隔に制限はありません。
その為体調が良ければ同時接種も可能である事を伝えた。
予備知識
1962年(昭和37年)4月2日~1979年(昭和54年)4月1日生まれの男性に2019~2021年度の3年間で抗体検査が無料で受けられる券が配られているため検査後抗体がなかった男性が接種している可能性があります。

ケースその②

65歳女性がインフルエンザワクチン接種を希望された。
問診票を見ると10日前に肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を接種していた。

この場合は?

→ニューモバックスとインフルエンザワクチンは不活化ワクチンになります。
接種間隔に制限はないため、接種OKになりました。
予備知識
肺炎球菌ワクチンは2014年(平成26年)10月1日から高齢者を対象に定期接種となりました。
65歳になる年度に助成券が自治体から郵送されるため今年度なら1956年(昭和31年)4月2日~1957年(昭和32年)4月1日生まれの方は接種されている可能性があります。

ワクチンの接種間隔ルール

ワクチンの接種間隔のルールは2020年10月から一部変更されています。
以前より緩いものとなっていますが問診票には一か月以内のワクチン歴を聞く欄があるのでどれが生ワクチンか不活化ワクチンなのか頭の隅に入れておくと質問を受けた時スムーズだと思います。

また間隔が短い接種だとどのワクチンで副反応が起きたか分かりにくいデメリットもあるため以前のルールに基づいて間隔を空けたい先生もいると思います。

この機会に確認して見てみてくださいね!

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