汗ってとても、うっとうしいですよね!
午前中の清潔ケアにまわっているともう脇汗がすごい!なんて経験よくしてました。
白衣もですが、色付きのスクラブだと余計に汗染みが目立って、患者さんや同僚に見られていないかとっても気になるし、恥ずかしいですよね。
気にしているとさらに出てくる気がする汗…
清潔ケアや検査出しなどタイムスケジュールがいっぱいで、いちいち汗を拭きになんていけない!
できることなら汗を止めてしまいたい…
と思ってしまいますが、汗には体温調節をするための、大切な役目があるんです。
それはわかっていても、日常生活のなかで困ってしまう脇汗や汗染みをどうにかしたいですよね。
そんなときは、脇汗や汗染み対策に便利なグッズを利用して、汗と上手に付き合っていきましょう!
脇汗がでる原因や仕組み、気になる汗染みや汗のニオイ予防におすすめの対策についてご紹介していきます!
脇汗がでる仕組みと原因
汗は大部分が水分です。
この水分を蒸発させることで体を冷やす効果があります。
汗の冷却効果は絶大で、体がオーバーヒートしてしまうの防ぐために大切なはたらきをしています。
もしも汗が全く出ない状態になると体温がどんどん上昇し、熱中症に直結してしまいます。
そう考えると汗ってとても重要なのがわかりますね。
汗を出すための器官は2種類あります。
・エクリン汗腺
・アポクリン汗腺
脇には、この2つの汗腺が存在しています。
脇の下はいつも湿っていて汗を多くかいていると思いがちですが、実は、全身で最も汗が少ない部分なんです。
脇の下が湿っているのは、いつも服や腕によって閉じられ、汗の蒸発が抑えられているからなんです。
脇汗が出る仕組みは、脇にあるエクリン汗腺の影響で暑いときには汗が出ますし、温度が快適でも痛みや心配ごと、不安などのストレスを感じても汗が出てきます。
・密閉されていて汗が蒸発しにくい
・気温やストレスの影響でも汗が出てくる
という特徴があるので、脇汗がひどいと感じてしまう原因になっています。
脇の汗染み、汗のニオイ対策3選
脇の汗染みって、人に見られていないか気になりますよね…。
汗のニオイも時間がたつにつれてひどくなっていくような気がしていました。
でも実は、汗そのものにはニオイはないんです。
脇にある2つの汗腺からでた直後の汗は無臭ですが、時間がたつにつれて、脇にいる常在菌などと反応してニオイを産生してしまいます。
そこで脇汗の汗染みと汗のニオイ対策におすすめのグッズなどをご紹介します!
◆ おすすめ対策①
脇の汗染みには汗取りパットを使う!
脇汗はどうしても出てしまうものです。
ならば目立たないように対策しましょう!
そこで、おすすめなのは汗取りパットです。
キャミソールなど下着の脇部分を覆うようにしてパットを付けたり、直接、脇にはることができるシールタイプのものもあります。
こまめに汗を拭くことができたらいいけど、煩雑な業務の中いちいちそんなこと出来ませんよね。
そんなときは、あらかじめ汗とりパットをつけていれば安心です。
使い捨てのパットを毎日付けたり、交換するのが面倒なときは、下着のわき部分の布地が厚くなっている製品もあるのでお好みに合わせて使用できますよ。
◆ おすすめ対策②
制汗剤やデオドラント商品をつかう!
制汗剤は、汗を抑える成分が入ったもので、
「ロールオンタイプ」
「スプレータイプ」
「シートタイプ」
など、さまざまなタイプのものが販売されています。
ロールオンタイプは塗った直後のしめった感じが気になる。
スプレータイプはむせてしまうし使うときに周りの人に迷惑がられてないか心配…。
わたしはいろいろ試してみましたが、シートタイプがお気に入りでした!
ナース服に着替えるときにさっと使えて、さらさらが続く!
長時間、快適に過ごすなら、休憩時間などに拭き直しは必要ですが、使い勝手もよくて、おすすめです。
無香料で香りが気にならないもの、暑い時期には冷感成分の入ったものなど、種類もたくさんありますよ!
また、デオドラント商品は抗菌作用があり、雑菌の増殖をおさえるためニオイ対策に有効です。
ぜび自分の好みにあった製品を使っててみてくださいね!
◆ おすすめ対策③
ナース服の下には、汗に強くて機能性の高いものを使用する!
汗は蒸発することによって体を冷やして体温を下げていますが、通気性の悪い服を着ていると上手に蒸発できず、むれて不快な状態が続きます。
ナース服の下に着るキャミソールやタンクトップなどは、湿気を吸収して放出するなど
汗に対して機能性が高い、通気性の良い商品を選ぶと快適に過ごせますよ!
接触冷感の機能があったり、ストレッチが効いてさらっとして着心地がよいものなど、さまざまです。
汗をかいても快適に過ごせるように工夫をこらした製品がたくさん出ていますので、一度試してみることをおすすめします!
まとめ
汗には熱中症を予防したり体温を調整するために大事な役割があります。
そうはいっても、勤務中に脇汗で汗ジミができるのも恥ずかしいし、汗のニオイで周りに迷惑をかけていないか気になりますよね。
一日中、動きっぱなしで忙しいと、汗をかいてもこまめに拭くなんて無理!
というあなたは、汗染み、ニオイ予防におすすめの対策をぜひ試してみてください。
自分の生活や好みに合わせて快適に過ごせるグッズを上手に使いながら、汗とうまく付き合っていきましょう!